ついに、これが最後のLESSONとなります。
ここでは、さらに新しい取り組みをお伝えするのではなく、より深い瞑想に入って行くための心構えをお話しします。
LESSON7 Cパート でお伝えした、視覚・呼吸・お腹の動きの3つを同時に感じる方法は、このサイトで僕が教える
視覚を使った瞑想の最終の型となります。
実の所、まだあと何段階かはあるのですがそれはまた別の機会にとっておこうと出し惜しみしておきます。
(何か良い機会に恵まれればと思っております。)
とは言え、全LESSON終了後も引き続き続けて頂くには、この型(LESSON07)は取っつき易く、効率よく瞑想のコツが
掴めると思います。
また、その日のイライラや不安をリセットするのにも非常に効果的であるとも考えています。
では、より深く瞑想に入り、リラックスしていく事についてお話を進めて行きます。
LESSON7まで続けて頂くと、時にはどんどん心地よさが深まりそうな雰囲気を感じる瞬間もあったのではないでしょうか。
でも、追いかけようとすると、ふっとその感覚が霧散してしまった経験なかったですか?
僕はしょっちゅうありました。
これは深い瞑想に入って行く登竜門なのかもしれません。
その深まりそうだなと感じるものは決して追いかけてはだめです。
追いかけたくなる欲求または、焦る気持ちをかわして、ただただ、視覚・呼吸・お腹の動きを感じ続けれるかが肝心です。
深まるためには慣れよう。
瞑想を深めるためには、まず慣れが必要です。
瞑想とは思考や感情に意識を向けることなく、体が感じている感覚に集中するためのエクササイズです。
思考や感情へ意識を向けないという事は、瞑想中深まろうとうするの兆しに対して感じる、期待や驚き
に対しても当然かわしていく必要があります。
そのためには、深まろうとする兆しを「これは当たり前のことだ」と慣れなくてはいけません。
深まる兆しに対し以下のステップで慣れていきましょう。
深まる兆しを感じれば・・・・・
心構え ステップ1
①上手く深まろうが、霧散してしまおうがどっちでもよいと割り切る。
最初はもったいないと感じ、ついつい意識がちだと思いますが、お金が発生しているわけでもないので、割り切ります。
無視を続けていくと、日ごと欲求への執着が薄まります。
深まる兆しを感じれば・・・・・
心構え ステップ2
②またいつでも来れる(兆しが訪れる)と自信を持つ。
兆しが現れれば無視するを繰り返していれば、日ごと勝手に身に付きます。
いつでも手にできるという漠然とした自信があれば、深まろうとする兆しに対して珍しさがなくなり頓着しなくなります。
ちょっと大げさに心構えをかきましたが、大切な事は、深まろうとする兆しは特別なものではないと心底思う事です。
例えば昨今では当たり前のようにメールで届く各種メルマガのようなものだと思ってください。 メルマガもこれだけ毎日届けば慣れてしまって、スペシャリティー感が無くなってしまっていると思います。
そういった心境で当たり前のこととして慣れてしまってください。
慣れてしまえば、深まっていく感覚をただただ感じ、ゆるーい心地よさをただただ感じて下さい。
座る → 冥想が深まる → 心地良さを感じる
瞑想ってどういうものと聞かれれば、上記の流れが言ってみれば一つの答えだと僕は思います。
では、次のパートでは瞑想状態ってはどう言う感じなのか、恐らく人それぞれであると思うのですが、僕が感じている
深い瞑想状態と言うものを一番最後にお話をして終わりとさせて頂きます。