では、LESSON 7 を始めてまいります。
このLESSONはLESSON 6 の続きであります。
LESSON 6の最後に上手くいっている目安として以下の事をお伝えしました。
・目は覚めているのに眠っているような感覚。
・眉間の奥が痺れているような、重だるいような状態。
あくまで、感覚なので人それぞれですが、何となくでも感じれましたか?
何となくでも感じる事が出来たのであれば、これをさらに安定して感じれるようにしていきます。
LESSON 6では視覚を感じる事をお伝えしました。
今度は視覚を感じると同時に呼吸も感じていきます。
視覚と呼吸を感じる。
1 座ります。
2 目を瞑り薄く目を開けます。
薄目の状態はLESSON6とまったく同じ状態を作ります。(リンク)
この状態で同様に明るさを介し視覚を感じて行きます。
3 視覚を感じます。
ここもLESSON6とまったく同様の流れで視覚を感じます。
軽い寄り目状態のため、薄目越しの景色はボンヤリと2重になっています。
そして、今回は頭の中で「見る」とは唱えずに、ただただ視覚に集中しましょう。
長い時間そうする必要はなく、気持ちが落ち着き、視覚への集中が高まれば次に進みます。
4 視覚と呼吸を感じます。
視覚へ集中している状態から、お腹の膨らみやへこみにも感覚を広げて行きそこはかとなく、同時に感じていきます。
呼吸の仕方自体はLESSON3(リンク)とまったく同じです。
呼吸の仕方をおさらいしておくと・・・
・鼻から吸って、鼻から出す。
・数量、スピードは普段の呼吸と同じを心がける。
・お腹の動きを感じるべく腹式呼吸を意識します。
ただし、無理にお腹を膨らまして、空気を出し切るのではなく、あくまで普段の呼吸量でお腹の動きを感じましょう。
視覚に集中している状態から、徐々に呼吸にも意識の範囲を広げていきます。
薄ぼんやりとした視覚と、お腹の動き・息の流れを、1つとして感じましょう。
力むように感じるのではなく、脱力した状態でボンヤリと複数の感覚を感じ続けてみましょう。
視覚、お腹の動き、息の流れと3つの事を感じる訳ですが、常に均等に3つを感じていなくて構いません。
どれかの感覚に偏ってしまうのは構いません。
ただ、複数の感覚へ意識を広げるイメージは持つ様にしましょう。
様は感覚へ集中力を総動員することで、思考へ意識が移ろうとするのを止めてしまえれば良いのです。
僕は、視界への集中が一番多く、次いで息の流れ、時々お腹の動きといった感じで座っている事が多いです。
LESSON 7 チャレンジ
瞑想時間は 10分
期間は 2週間毎日
いつする? 夜
このLESSONまでくると、何となく『目が覚めているのに眠っている様な何とも心地のいい感覚』と言うものが分かって来る人もいると
思います。
度々申していますが、それが瞑想状態です。
次の深い瞑想のLESSONで最後となりますが、その辺りもお話ししたいと思います。